パソコンによって見え方が違うホームページを修正したい

自社で構築されたホームページを、社内の異なったパソコン(もしくはブラウザ)で閲覧すると表示が異なっている。
ひどいときには、見えていなくてはいけないコンテンツが画像の下に入り込んで見えていなかったり。
これではホームページを作った意味がありませんよね。

ホームページを閲覧するためのブラウザ(このページをご覧いただくのに使っておられるソフトウェア)によって、ホームページを構成する命令語に対する解釈が異なるために、こういった表示の違いが起こります。

一般的な場合ですと使用されているパソコンはWindowsだと思われますが、Windowsで利用できるブラウザは主要なものでも4種、さらにこの4種の中に各バージョンがありますので、「複数のブラウザがあって、それぞれ解釈が異なる」ということを意識しながら正しいルールに基づき、ホームページを作っていく必要があります。
しかしながら、プロでも壁にぶつかってしまうことがあるぐらいですから、簡単なことではありません。

見え方が違っていることに後から気づき、修正を行うのは至難の業です。
ルールに基づいた制作がなされていれば、問題の発見がしやすいのですが、そうでない場合はひとつひとつ手探りで問題箇所を突き止め、修正をしていかなくてはなりません。
これは、基本的な知識・ブラウザの癖やバグ・リカバリー経験がなければ難しい作業です。

知識なくしてリカバリを行おうとすると、いわゆる「ドツボ」にはまってしまう可能性があります。

自力で解決するのを諦め、修正を制作会社に依頼したとしても、状態によっては「新しく作り直した方が経費のご負担が少ないですよ」と言われてしまうでしょう。

手当たり次第にビリビリに千切った手紙を修復屋さんに修復してもらうのと、清書屋さんに新しく書いてもらうのはどっちが安い?
というのと同じような感覚です。

ただし、「手当たり次第にビリビリ」な状態なのか「数箇所やぶれているだけ」なのか、制作されたホームページの状態によっても解決方法は大きく変わってくるかと思いますので、一度ホームページ制作会社さんなどに問い合わせて複数社のお見積をとってみられると良いかと思います。

修復に向かない
▲修復に向かない

修復に向いている
▲修復に向いている